gleasinはver.4.11をリリースし、商業施設カタログ内の各商業施設詳細ページを大幅に変更いたしました。
これにより【店舗開発者向けサービス】のベーシックプランが正式リリースとなり、新機能として「競合・出店指標ブランド」や「自ブランド既存店舗との立地類似度」が追加されました。これらのパーソナライズされた機能を活用すれば、商業施設への出店判断が的確かつスピーディーに行えるようになります。
また【商業施設運営者向けサービス】【店舗開発者向けサービス】の両フリープランでも、人口および推計人口の5歳刻み分布表示への変更やマップ表示・集計範囲に2km圏の追加など、多様なニーズに対応するバージョンアップを実施しました。
新たに商業施設詳細ページに追加・変更された主な機能
1.競合・出店指標ブランドの集計・マップ表示(【店舗開発向けサービス】ベーシックプラン対象)
2.自ブランド店舗との類似度計測(【店舗開発向けサービス】ベーシックプラン対象)
3.人口および推計人口の5歳刻み分布表示(全プラン対象)
1.競合・出店指標ブランドの集計・マップ表示(【店舗開発向けサービス】ベーシックプラン対象)
ベンチマークブランド = 競合ブランド + 出店指標ブランド
gleasinでは、競合ブランド・出店指標ブランドを合わせてベンチマークブランドと呼んでおり、10ブランドまで指定し登録することができます。
ベンチマークブランドのマップ表示
登録したベンチマークブランドの出店地点は各商業施設の詳細ページのライフスタイルマップ上に表示されます。半径1,2,3,5,10kmで拡大・縮小することが可能です。
ベンチマークブランドの集計表示
周辺のベンチマークブランドの出店状況は下記の単位で集計され、表示されます。これまで他のマップサービスのピンを目で数えていた作業が不要となります。
- 表示中の商業施設に出店しているか
- 0.2km,0.5km,1km,3km,5kmに何店舗出店しているか
2.自ブランド店舗との立地類似度(【店舗開発向けサービス】ベーシックプラン対象)
ターゲット商業施設が自ブランド既存店のどの店舗と立地が似ているかが分かる
好調店グループに似ている立地であればその商業施設で成功する可能性が高いと言えますし、不調店グループに似ている場合は出店を再検討したほうがよいでしょう。
また店舗開発者の皆さまの手元に日々集まってくる物件情報に加えて、gleasin登録ブランドには商業施設から非公開物件のスカウトが届きます。既存店舗との類似度を参照することで、それらの物件もスピーディーに評価することが可能です。
立地類似度の算出方法
類似立地はgleasinが独自に算出した立地類似度に基づいて評価されます。立地類似度は以下の要素を複合的に考慮し、算出しています。
- 200m圏の時間帯別推定滞在人口
- 1km圏のGeodemo別世帯数
- 3km圏のGeodemo別世帯数
これは施設や中心地自体の集客力と1次商圏・2次商圏の居住者特性を組み合わせた分析で、まちと人という2つの観点から複合的に評価しています。
3.人口および推計人口の5歳刻み分布表示(全プラン対象)
ターゲット年齢層の将来的な増減見込みが分かる
国立社会保証・人口問題研究所が出している将来推計人口をもとに商圏内の値をgleasinが計測・集計しています。年別(5年刻み)、性別、年代別(5歳刻み)で細かく把握することができます。
その他の商業施設詳細ページの追加・変更
・足元の時間帯別の流動人口が有料プランでの表示に変更(有料プラン対象)
(参考リリースブログ:3時間毎の推定滞在人口が表示されるようになりました (ver.3.1))
・マップ表示・集計範囲に「2km圏」を追加(全プラン対象)
・商業施設の基礎データに「最寄駅」を追加(全プラン対象)