立地戦略・最適化ツールgleasin(グリーシン)のライフスタイルデータGeodemo(ジオデモ)が最新の国勢調査をベースにしたものにアップデートされました。さらに、今回のリリースによりgleasinの商圏分析に使用されるGPSデータも3か月に一度アップデートされるようになりました。
現在提供されているGPSデータは2023年1月1日から2023年3月31日のものとなります。アフターコロナの賑わいが復活してきている様子を確認することができます。
商圏の質的違いを直感的に理解することができるようにライフスタイルとライフステージから分類された地域区分データGeodemoが、2020年の国勢調査の最新版に切り替わりgleasinで利用できるようになりました。
国勢調査は、国の基本統計調査として5年に一度実施されます。第1回の国勢調査1920年(大正9年)から数えて2020年(令和2年)は100年目の調査となります。
日本全国の約21万箇所の地域(大字町丁目地域)をライフスタイル・ライフステージに注目して10種類に分類しています。2020年版の10分類は2015年版の分類と比較しやすいように分類しており2015年版ユーザにとってもなじみやすい分類となっています(下図)。
立地戦略・最適化を検討する場合には、周辺居住者のライフスタイル・ライフステージだけでなく、足元の賑わいにも注目する必要があります。gleasinでは、次の出店エリア・ポイントを評価するうえでGPSによる賑わい計測を3か月に一度アップデートされるようになりました。
類似立地はgleasinが独自に開発したアルゴリズムに基づいて評価されます。店舗開発・物件開発をするためのマーケティングで「事例研究」は欠かせません。事例研究に該当するのがこの類似立地探索機能です。類似立地は以下の要素を複合的に考慮し算出しています。
立地評価を行う際に、店舗周辺の賑わいと足元の居住者の質、集客エリアの居住者の質を計測して類似立地を算出しgleasinではランキング形式で類似立地をリストアップしています。最新のライフスタイルデータとGPS滞在人口データで立地環境を比較できます。
今回のリリースにより、店舗開発・拠点開発型ビジネスを展開するユーザにとって戦略的に拠点開発するために直近のGPSデータを利用して、競合店舗・指標店舗の商圏分析から、成功立地を探索することができるようになりました。
自社店舗の成功立地と近いエリアを日本全国約50万箇所の店舗立地から探索することができます。
自社の得意立地に集中的に出店するドミナント戦略、競合他社の苦手な立地に出店するブルーオーシャン戦略、得意立地でも離れた場所に出店する飛び石戦略など、ベンチマークする店舗ブランドリストの類似立地リストをもとに次の一手を検討することができます(下図)。
この事例では、神奈川県相模原市中央区東淵野辺4丁目と類似の立地として、検索されたのが以下の立地となります。ベテランの店舗開発マンの勘と経験をサポートする機能として利用することができます。
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