出店候補地や既存店舗の商圏を評価するときは、そこに住んでいる人だけでなく、日中にそのエリアで活動している人の規模を把握することが重要です。
オフィス街や駅周辺、学校が集まるエリアでは、居住人口は多くなくても、通勤・通学によって日中の人口が大きく増えることがあります。gleasinの「推計昼間人口」では、こうした日中の人の集まりを商圏単位で確認できます。

推計昼間人口でできること
gleasinの推計昼間人口では、選択した地点や商圏に対して、昼間人口の総数、男性、女性の内訳を確認できます。
商圏は、半径500mなどの円商圏だけでなく、徒歩圏、車商圏、任意ポリゴンにも対応しています。店舗の利用実態に近い範囲を指定し、その中に日中どれくらいの人がいるのかを確認できます。
昼間人口は、国勢調査の「従業地・通学地による人口・就業状態等集計」をもとにした指標です。通勤・通学による人の流出入を反映するため、オフィスワーカーや学生が集まりやすいエリアかどうかを把握する材料になります。
居住人口だけでは見えない日中の需要
居住人口は、そのエリアに住んでいる人の規模を示します。住宅地型の店舗や、日常利用を前提とする業態では重要な指標です。
一方で、都心部や駅前、大学・専門学校の周辺では、居住人口が少なくても、日中に多くの人が集まる場合があります。昼間人口を確認することで、居住人口だけでは見落としやすい平日昼間の需要を把握しやすくなります。
たとえば、ランチ需要を見込みたい飲食店、日中利用が多いカフェ、ドラッグストア、コンビニなどでは、居住人口とあわせて昼間人口を見ることで、より実態に近い商圏評価ができます。
就業者数との違い
gleasinでは、昼間人口とは別に、商圏内の就業者数も確認できます。
昼間人口は、通勤・通学によって日中にそのエリアで活動している人の規模を見る指標です。
就業者数は、そのエリアで働く人の規模を見る指標です。
どちらも日中の需要を考えるうえで重要ですが、意味は異なります。
- 昼間人口:通勤・通学によって日中に活動している人の規模
- 就業者数:そのエリアで働く人の規模
- 居住人口:そのエリアに住んでいる人の規模
これらをあわせて見ることで、その商圏が住宅地型なのか、オフィス型なのか、学生が多いエリアなのかを判断しやすくなります。
GPS分析とあわせた活用
gleasinのGPS分析では、商圏内の滞在人口傾向を、平日・休日、時間帯、四半期などの切り口で確認できます。
昼間人口分析では、通勤・通学によって日中に人が集まりやすいエリアかどうかを把握できます。
GPS分析では、さらに平日と休日で人の多さがどう違うのか、午前・昼・夕方・夜など時間帯ごとにどのような変化があるのかを確認できます。
たとえば、昼間人口が多いエリアでも、平日昼間に集中するのか、夕方以降も滞在が続くのかによって、適した業態や販促施策は変わります。昼間人口分析とGPS分析を組み合わせることで、日中に人が集まるエリアかどうかだけでなく、いつ人が多いのかまで把握しやすくなります。

活用シーン
推計昼間人口は、次のような場面で活用できます。
- 出店候補地の日中需要を確認したいとき
- オフィスワーカーや学生が多いエリアを探したいとき
- 住宅地型・オフィス型・駅前型など、商圏の性格を把握したいとき
- 平日昼間の来店が見込める立地か確認したいとき
- 居住人口だけでは判断しにくい都心部や駅周辺を評価したいとき
まとめ
gleasinの推計昼間人口は、通勤・通学によって日中にそのエリアで活動している人の規模を確認できる機能です。
居住人口だけでは見えにくい、オフィスワーカーや学生の集まりを把握できるため、出店判断や既存店評価、販促エリアの検討に役立ちます。
さらにGPS分析と組み合わせることで、商圏内にどれくらい人がいるのかだけでなく、平日・休日や時間帯ごとの滞在人口傾向まで確認できます。日中需要をより具体的に把握したいときに有効な分析機能です。
